50周年記念プロジェクト
「ロバととびっきりフェスティバル」(2024.10.12開催)
晴れわたる秋空の下、東京都立川市を訪れた方には馴染みの深い「赤い植木鉢(オープンカフェテラス/ジャン=ピエール・レイノー作)」前の広場とその横にテントを設営し、ロバととびっきりフェスティバルを開催しました。
本番当日を盛り上げるためにロバの音楽座と一緒に行った2つの創作楽器づくりワークショップにはたくさんの親子が参加してくれました。
「ムラド‐クスマ」
事前ワークショップで作ったのは、ロバの音楽座の創作楽器「ムラド‐クスマ」。

「ムラド‐クスマ」とは、「マスクドラム」を反対から読んだ遊び心たっぷりのネーミングで、表はお面、裏側のドラムをバチで叩くと色々な音が出る仕掛けになっています。
音の秘密は、サバ缶やコーン缶に詰め込んだ大豆や王冠、ボタン、ビーズなど、家にある身近なものが出す不思議な音。ロバの音楽座の古楽器の音色と溶け合ってパレードをさらに盛り上げます。
「音楽をあそぶ」
ロバの音楽座のワークショップは、子どもがものづくりをする様子を横で親御さんがサポートするものではありません。大人も子どもと一緒に創造力を発揮する共同創造の場です。

段ボールを好きな形にカットして、クレヨンやアクリル絵の具で色をつけます。
布に絵の具をつけてポンポンポンポン。

缶の中には小豆や王冠を入れて好みの音を探します。
「これ、すごくいいね!」「お父さん、この色何と何を混ぜたの?」
つくる過程の中にも音が生まれ、会話がはずみ、ドラムセッションをはじめる様子はまるでこの場所にいる全員で音楽をつくっているかのよう。
ついつい夢中になってしまう大人の姿を子どもたちが見つめていました。
「ブンパカパッパ」
もう一つ、当日ワークショップとして企画したのは、紙管に紙を巻いて、トロンボーンのように音を出す楽器「ブンパカパッパ」。

最初はうまく音が出ないんですが、コツを聞くとすぐに演奏できてしまう子どもたち。小さい子どもたちには、もう少し簡単にできるラッパのような楽器を作りました。さあ準備はバッチリです !
「アートの秋のコンサート」
通りのハンドメイドマーケットやキッチンカーグルメを楽しむ人出も増えた昼下がり、待ちに待ったコンサートが始まりました。
開放感のある青空の下で、たくさんの子どもたちがロバの音楽座の演奏に身体を揺らし、曲を一緒に歌う姿が見られました。

とびっきりの笑顔があふれたパレード
ロバの音楽座の音楽にすっかり魅了された参加者全員でパレードへ向けて練習をし、気持ちも高ぶる中、いざサンサンロードへ !

サンサンロードに溶け込む私たちの音色が街全体を包みこみ、そこにいるみんながとびっきりの笑顔で迎えてくれました。今日のパレードは参加者一人ひとりが主役になれる特別なもの。
自分で作った楽器の音色を響かせて満足そうな様子にスタッフ一同胸をなでおろし、イベントの成功を実感した瞬間でした。
「書道ガールになりきる!」(あそびのたまてばこ(2024.10.12開催))
この日は立川市子ども未来センターで大きな筆でダイナミックな書道体験をして過ごしました。

テレビなどで見たことのある超特大!の筆を使って書道ガールになりきりました。

はじめての書道体験の後は、施設の外の芝生広場でピクニックをして過ごしました。五感を大きく刺激するアート体験ができました。
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